初心者必見!中古住宅の購入に必要な諸費用とは?

【中古住宅の購入に必要な諸費用】

1.契約時の諸費用

2.登記費用

3.借入金返済に伴う諸費用

4.リフォーム費用

5.引っ越し費用

1.契約時の諸費用
物件を購入する前には、契約書を作成するために司法書士に依頼する必要があります。その際に必要となる諸費用が「契約時の諸費用」です。具体的には、以下のような費用がかかります。

●司法書士報酬:契約書作成、不動産登記手続きなどを行う司法書士に支払う報酬。物件価格によって異なりますが、一般的に30,000円から50,000円程度です。

●印紙税:契約書に貼る印紙代。物件価格によって異なりますが、一般的に10,000円程度です。

●保証金:契約金の一部を事前に支払うもの。物件価格の5%から10%程度が一般的です。

2.登記費用

中古住宅を購入する際には、不動産登記が必要になります。不動産登記には、土地と建物の登記手続きが必要となります。これに伴い、登記に必要な費用が必要になります。

登記費用には、以下の費用がかかります。

●登記免許税

●登記事項証明書

●測量費用

●手数料

●登記免許税は、不動産の所有権移転に伴って必要な税金です。不動産の所有権移転には、税額が負担されます。登記事項証明書は、不動産登記の簿面からその土地や建物に関する情報を証明する書類で、不動産の売買などで必要となる場合があります。

測量費用は、土地の面積や境界などを正確に測定するために必要な費用です。手数料には、不動産会社や弁護士、司法書士などの手数料が含まれます。

3.借入金返済に伴う諸費用について

●ローン返済費用

中古住宅を購入する場合には、多くの場合は住宅ローンを利用することになります。住宅ローンは、定期的に返済することで元本と利息を返済することになります。返済額は、借入額や金利、返済期間などによって異なります。

●ローン保証料

住宅ローンを利用する場合には、ローン保証料が必要になることがあります。ローン保証料は、金融機関が提供する住宅ローン保証制度に加入することで発生する費用で、住宅ローンを返済できなくなった場合に、金融機関が代わりに返済する制度です。

●ローン利息

住宅ローンの返済には、毎月一定額の元本返済と利息返済が含まれます。利息は、借入金額や金利、返済期間などによって異なります。利息は、住宅ローンの返済期間が長いほど総返済額が大きくなります。

●銀行手数料

住宅ローンを利用する場合には、銀行からの融資に関する手数料が発生することがあります。手数料の種類には、融資手数料、証書交付手数料、保証料、管理手数料などがあります。

●印紙税

住宅ローン契約には、印紙税が必要になる場合があります。印紙税は、契約書に貼る印紙の価格に応じて課税されます。住宅ローン契約の場合、金額によって課税される割合が異なります。

以上が、中古住宅の購入に伴う借入金返済に関する諸費用です。これらの費用は、住宅購入前にしっかりと計算しておくことが大切です。

4.リフォーム費用

リフォームの費用は、住宅の状態やリフォーム内容によって異なりますが、大きく分けて以下のような費用がかかることがあります。

●工事費用

住宅のリフォーム工事費用は、リフォーム内容によって大きく異なります。例えば、壁や床の張り替えやクロス貼り替え、キッチンや浴室の交換など、必要な工事によって費用が変わります。また、工事業者によっても費用が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。

●設備費用

リフォームする際には、新しい設備を購入する必要があります。例えば、キッチンや浴室、トイレなどの設備を交換する場合は、その費用が必要になります。また、エアコンや照明器具などの設備も費用がかかります。

●建材費用

リフォームに必要な建材の費用も別途必要になります。例えば、フローリングやクロス、タイルなどの建材を購入する場合は、その費用がかかります。

●許可申請費用

リフォームによっては、建築基準法に基づいた許可申請が必要になる場合があります。この場合、許可申請費用が必要になります。許可申請費用は、自治体によって異なりますが、一般的には数万円程度かかります。

●税金・手数料

中古住宅を購入する場合と同様に、リフォームにも税金や手数料がかかる場合があります。具体的には、消費税や登録免許税、登記費用、抵当権設定費用などが挙げられます。

5.引っ越し費用

中古住宅を購入する場合、新居に引っ越すための費用も必要になります。引っ越し費用には、以下のようなものが含まれます。

●引っ越し業者の料金

●梱包材料の費用

●駐車場の手配費用

●電気、ガス、水道の移転費用

引っ越し業者の料金は、引っ越しの距離や家財の量、作業の時間に応じて決定されます。梱包材料は、引っ越しの際に必要な段ボールやクッション材などの費用です。駐車場の手配費用は、引っ越しの際にトラックが駐車する場所を確保するために必要な費用です。電気、ガス、水道の移転費用は、それぞれのサービスの契約変更に伴う費用です。

まとめ

中古住宅を購入する際には、購入価格だけでなく様々な諸費用がかかることがあります。特に初めての方は、諸費用についての知識が不足している場合があります。しかし、前もって必要な諸費用を確認しておくことで、余分な出費を抑えることができます。

また、リフォームローンを利用する場合には、諸費用のうちリフォーム費用や金利なども計算しておく必要があります。住宅購入前には、諸費用やリフォームローンについて詳しく調べることをおすすめします。


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